FC2ブログ

栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

20年7月末フリゲ感想レビューまとめ

いつも通りのフリゲ感想まとめ記事になります。
ふりーむに投稿したものに関してはほぼ同様です。
今回も3作とも実況プレイ動画をおまけとして投稿してます。

1,ゆきにゃんライジング (鯱陽(しゃちはる) 様 制作)
操作キャラが変わったり、変身したりしてゲーム性が変わる
STG的なシステムが特徴的なデスボネコジャンプACT。
レビュー本文へ。

2,「白い森の守り人は」 (moge-moge-kun 様 制作)
守り人との問答で、子どものころの幸せを追憶する掌編NOV。
レビュー本文へ。

3,生き急げ!インスタントラバー (オタワ 様 制作)
彼女を作るまでの制限時間は1分間!?
ハチャメチャ展開に笑いのたえないギャルゲ的ADV。
レビュー本文へ。


本文に続きます。
200731review03.jpg
1,ゆきにゃんライジング 
鯱陽(しゃちはる) 様 制作)


Ver1.00
クリア時間 1時間5分
      +1時間4分(コインコンプリート+スペシャル)

太陽の歯車が壊れたことで昼夜が変わらなくなってしまった。
ゆきにゃん、らーくにゃん、電にゃんの3匹の猫は
自分の住んでいるあたりから太陽の歯車を集めるシューティング系ACT。

序盤はステージによって操作キャラが変わり
中盤以降はゆきにゃんの変身によって攻撃手段が変わる、
キャラ性能、攻撃性能がステージによって変わるのが特徴的なACT。
どのキャラであっても、ショット、ジャンプ、
特殊行動(無敵になって高速移動するものが多い)の3つのボタンを
操作して進んでいくことは変わらない。

序盤のキャラ性能に関しては
ゆきにゃんが標準的な性能であり、
らーくにゃんは移動ショットともに急加速する性能で
電にゃんはショットでバウンド弾(パワーアップ後はショットを撃つオプション機能がつく)を
放ち、上下キーのどちらかを入力しながらショットで
ブロックを壊して真上に飛ぶロケット人形や
特殊行動で爆破できる設置型爆弾のドリル人形を放つ。

ショットは方向キーの入れた向きに発射できるが
初期状態では途中で消えてしまう。
ステージに配置されている「ハンバーグ」を入手することで
HPが回復するとともに武器が1段階パワーアップする。
武器がパワーアップするごとに飛距離が伸びたり
発射する弾数が増えたりし最大4段階まで強化されるのだが
ダメージを受けると1段階パワーダウンしてしまう。

中盤以降は特定のアイテムを取ることで
ショットと特殊行動の性能が変わる「変身」がメインになってくる。
特定のブロックを破壊でき、パワー3以上になると
ラジコンのように爆弾を操作できるようになるカボチャ、
特定の樹を破壊でき、ショットがブーメラン軌道になり
下キーを入力することで巨大化し地震の落石で攻撃できるゴリラ、
そして、ショットが誘導弾になり、ショットキーを一定時間押し続けると
自動で一度だけ強力なため攻撃を発射するうどん、など
元のゆきにゃんとは大幅にショット性能が変わってくる。
ただし2回程ダメージを受けると変身は解除されてしまう。

変身やパワーのことを考えると、なるべく被弾しないで
進む必要がある、STGよりのゲームシステムなのだが
操作キャラも速く、敵も避けにくい弾を出したり、不規則に素早く動いたりで
ジャンプアクションなのもあって避け難易度は高め。
ある程度アクションゲームに慣れている人向けに思う。

また、本作ではチュートリアル面では5枚、基本ステージは原則10枚のコインが
ステージに配置されており、これらを全て集めることで
スペシャルステージが出現する。
普通に進めば自然と全て集まる面もあれば、
少し引き返す必要がある面もあり、高速移動を上手く使わないととれない面も
いくつかある。
本作、初見での最難関ステージはステージ17で
圧死は注意喚起されてるから良いとして、乗ると即ミスになるトゲ付きの機械が
あり、これが並んでいる通路を上から通るのはかなり難しい。
どうもメッセージを見る限り、ゴリラのパワー2以上の拡散バナナを利用するっぽいのだが
どうにも上手くいかない。初期状態で下方向にショットを当てる方が通りやすい。
しかも、この通路を通ったところで実は先にはコインなどない。
意味深なアイテムは置かれているが、入手はできない。
つまり、このステージは通るのが一番難しそうな場所と関係のない場所に
コインが散らばってるのである。そのため、実際の難易度は見た目よりは低いのだが
全体構造に気づくまでは難しいと感じがちである。
個人的に苦労したのはステージ12、コイン4枚の入り口のブロックがカボチャのショットで
破壊できるのだが、カボチャの爆弾の当たり判定が特殊なのか
(真横で爆破しても破壊できないことがある)あるいはブロックに耐久性があるのか、
いずれにせよ、簡単には破壊できないため、破壊できることに気づきにくい。

スペシャルステージに関しては操作キャラが今までとはまた違い、
ジャンプが瞬間移動になり、特殊行動で向いている方向にシールドを出現させる。
弾を撃ってくる敵が多いのでシールドで防ぎながら進む面であり
最深部でボス戦があるので、そこまでにパワーとHPをキープするステージ。
ボスの攻撃で、横一列に隙間なく弾を撃ってくることがあり
これだけは瞬間移動で弾の向こう側にワープして避ける必要がある。
ただ、瞬間移動はどこに出現するか分かってないとクセが強いので
上から来るほかの弾はジャンプもできないので左右に移動して避ける方が安定しそうである。

ステージごとにショットやキャラ性能が変わるので
いろんなショットやスピーディなアクションを楽しめる一作。
一気に距離を詰めるアクションが好きな人向けであり
クセの少し強いアクションを楽しんでみたい人向けといえる。

おまけ・実況プレイ動画 本編 前編後編
            特別編 前編後編


200731review01.jpg
2,「白い森の守り人は」 
moge-moge-kun 様 制作)


Ver.1.00
クリア時間 13分(守り人エンド)
      +16分(梟エンド→狼エンド→おまけ)

白い森に迷い込んだ人の子は
守り人に街へ戻るように促される。
街には幸せと安心があるのだが
人の子はそれを本当の幸せとは思っていない。
守り人との問答で、子どものころの幸せを追憶する掌編NOV。

最初、人の子はあまり記憶がハッキリしない。
それを少しずつ少しずつおぼろげな記憶を思い出していく感じで
森の中をさまよってるような感覚のストーリーである。
本作は2択の選択肢が表示される場面が2回あり、
適切でない方を選択するとエンド分岐するのだが、
正しい方が適切とは限らない。刺激が強いことに関しては
徐々に思い出していかなければ、動揺し良くない結果を
招いてしまうことがある。
ゆっくりと事実を受け入れることに意味がある物語のようにも
思った。それを知らずに、分からずに生きていく方が
もしかしたら幸せなのかもしれないけど、
知る、分かるというのはそういうことなのかもしれない。

本作の文章に関して、1文の文章量は少ない中で雰囲気を感じられるものであり
洗練された、ムダな描写のない文章であり国語の教科書に
載っていそうで、朗読してみるとなかなかに心地よい。
描写に関しても、文章が時にメッセージウィンドウ以外の場所に
表示されたり、立ち絵で表示されているキャラが顔にズームして表示されたり
背景も実写の白い森から絵画風の追憶になったりと
変化が多彩で飽きさせず、この世界観にひきこまれる作りになっている。
短いながらも、どっぷりと世界観を感じられるクオリティである。

クリア後に表示されるおまけでは、本作の世界観や設定、
各エンドの意図などが明かされる。
本作の舞台はスウェーデンであり、
守り人の言葉に出てきたエン、トヴォ、ヒンメルは
全てスウェーデン語だったりと、結構細かいところまで
丁寧に考えて作られていることも分かる。

テキスト、描写、設定等が作りこまれており
白い森の世界観にひきこまれる一作。
知りたい、分かりたい、過去に向き合いたい人向け。

※おまけ・実況プレイ動画
※上をクリックするとYoutubeに飛びます。



200731review02-03.jpg
3,生き急げ!インスタントラバー 
オタワ 様 制作)


Ver1.00
クリア時間 4分(ED1)
      +1時間35分(ED4→ED7→ED3→ED6→ED2→ED5)

ある朝、カケルは女神に世界を救う者に選ばれたが
そのために、彼女を1分以内に作らなければならないうえに
彼女ができなければ爆発してしまうという宿命を背負わされることとなった。
果たして、カケルは1分以内に彼女を作れるのか。
家の前や学校、出会う人物を告白し攻略する恋愛ADV。

システムとしてテキストを読んで選択肢を選ぶという
オーソドックスなADVに、1分間という制限時間がついている。
この制限時間はゲーム開始時からテキストを読んでいる間も
容赦なく進んでいき、0になれば次のテキストでゲームオーバーに
なってしまう、なかなかに気が抜けないシステムになっている。
ただし、「辺りを見回す」選択肢で
2場面に1回くらいのペースで「命の砂時計」を入手でき
これを消費することで、制限時間をリセットできる。
そのため、本作は2場面を1分間で読み進めていくくらいの
少しの余裕はできるバランスになっている。
こういうシステムもあって、非常に会話のテンポは非常によく
サクサク主人公が爆発していける(?)ゲームでもある。

彼女を作るために大忙しの主人公の前に
話の長い友人、毎朝起こしに来る幼なじみ、
失恋したばかりの先生、男遊びしてそうな(主人公の主観)陽キャギャル、
そして取り立てのように何度も現れる女神さまと、
個性豊かな面々が立ちふさがる。
特に幼なじみは、家を出た段階で会え、告白すればすぐにエンディングに
直行するので、初見だとゲームオーバーよりも先に
彼女に捕まってしまうエンドにたどり着く人が多そうな気がする。
エンド名の不穏な空気で分かる通り、彼女は選択肢を少し間違えば
即座にエンディングに連れていかれる、急かされる本作では
可愛らしい見た目をしていながらなかなかの強敵である。
最初からフラグが立っているので
エンド回収的には非常に楽なのだが。

主人公の選択肢で取れる行動は大まかに分けて5つである。
「告白する」「スルーする系」「奇行に走る系」「辺りを見回す」「セーブする」
セーブ以外の4つから3つが表示されていることが本作は多い。
幼なじみ以外の3人に関しては適切な行動を選択し続けることで
フラグを立てることができ、その状態で告白する(女神さまのみ奇行)で
それぞれのエンディングに向かうことができる、
ただ個性の強さでは主人公も負けてはいない。
突如としてイヌになったり、変な踊りを踊り出したりと
当人は命がけの比較的真面目にやっているのだが
それが非常に笑える、シリアスな笑いを生んでいる。
時には第三の壁を破るメタネタを使い、ゲームオーバーはパロディネタと
本作は設定周りがぶっとんだバカゲーであることは間違いないのだが
ところどころできちんと整合性がとられており、
いわば、全力でふざけてみたゲームなのである。
やってることは無茶苦茶ではあっても
がむしゃらに女の子に告白する主人公は
どこか男子学生の青春を感じさせるものであり
そういう意味ではED7と表記されないものの、プレイヤーにコメントを残して
友人とともに爆散する、ギャルゲーでいうところの友人エンドが
このゲームのベストエンドともいえるかもしれない。

1分間という制限時間にハラハラしながら
よく遭うヒロイン4人に当たって砕けて(時には爆発して)いく
非常にスピーディーなギャルゲー的な一作。
バカゲー的なノリだが手抜きはないどころか
むしろ全力投球でシリアスな笑いを誘う。
男子学生のがむしゃらな青春を感じたい人向け。

※おまけ・実況プレイ動画 前編後編
※クリックするとYoutubeに飛びます。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://jtrshiogawa.blog.fc2.com/tb.php/387-f072d9a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)