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栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

20年6月末フリゲ感想レビューまとめ

4日ほど遅れましたが
いつも通りのフリゲ感想まとめ記事になります。
ふりーむに投稿したものに関してはほぼ同様です。
今回は2作とも実況プレイ動画つきになっています。

1,7連休シミュレーター (がろちゃん 様 制作)
人間界の影響を受けてどこか現代的な魔界にて
魔王デナイデスが「黄金の7日間」を自由に満喫するSLG。
レビュー本文へ。

2,正義の血液 (露木佑太郎 様 制作)
「魔物がいなくなった世界」は真なる平和なのか?
斬撃を受けることで魔法が強化される短編RPG。
レビュー本文へ。


では、本文に続きます。
200630review01.png
1,7連休シミュレーター (がろちゃん 様 制作)

(6月20日更新Ver)
クリア時間 3時間6分(初回:ED3 気分 6412)
      +1時間10分(ED1→ED2)

人間界の影響を受けてどこか現代的な魔界にて
魔王デナイデスが「黄金の7日間」を自由に満喫するSLG。

主に魔王城の中のマップを歩き回って
オブジェクトを調べて行動を決めるごとに
1~3時間ほど(大半が1時間)が経過し、
1日目の6時から7日目の24時まで行動できる、探索ADV方式が特徴である。
行動の結果によって原則として気分が上昇していき、
運動、悪魔召喚等の労力のかかる行動も選択できるようになる。

気分はきちんとした生活をすることで上昇していき
組み合わせによってはボーナスが発生する。
例えば、トイレタイム、鏡で身だしなみを整える、服を着替えるの
3つを1日の間に実行したり、特定の時間に食事をとることで
朝食、昼食、夕食となったりなど、
どういう行動がボーナスになるかは、行動を実行した際に
表示されるので、自然とボーナスを狙うようになっている。
また、服屋で買える服を着て特定の行動をとることでも
ボーナスが発生し
電器店で買える家具をつけると、特定の行動に
ボーナスが付与されるようになるなど、
ボーナスの発生は多岐にわたる。

逆に食事をとらずに行動を続ける、1時を過ぎて次の日まで行動を続ける、
お酒を飲みすぎるなどの行動をとることで
気分が下がっていく。そのため、ひたすらに酒を飲み続けるプレイや
スマホゲームやテレビゲームに明け暮れるプレイも可能である。
気分はマイナスの値にすることもできるが
マイナスの値で寝ることで、0にリセットされるので
マイナスを極める場合は注意が必要である。

気分を上げるだけが本作の目的ではなく、ほかに、
部下である可愛い悪魔たちの8名と仲良くなることができ
この8名全員と仲良くなることにより、旅行に出発できるようになる。
本作はこの旅行に行ったかでまず分岐し
旅行に行かなかった場合は気分の値の大小によって2つに分岐する。
悪魔たちと仲良くなるための方法は話しかけたときに
どういう行動をとれば仲良くなれるかのヒントが表示され
そのヒントに沿った行動をとって再度話しかけると、
悪魔たちと一緒に出かけたり飲み会や読書会を開いたりできるようになるので
そのイベントを発生させると仲良くなることができる。
本作は特定のヒロインを攻略する恋愛ゲーではないので
仲良くなったかならないのかの好感度は1段階だけである。
全員と仲良くなると、旅行チケットを買えるようになるので
それを買って6日目の23時までに出かけることが出かけると
次の日以降はマップが切り替わり、南の島で残りの時間を過ごすことになる。

本作は時間によって話しかけられるキャラが移動し話す内容が変わる。
朝が早すぎるとお店が開いてなかったり、逆に夜の特定の時間でないと
飲み会を開催できなかったりと、今の時間帯は何ができるのかを
ある程度把握している方が行動しやすい。
逆に日時によるイベントの変化はないので、何日目にこれをするということは
あまり意識する必要はなかったりする。
(お店のアイテムは早めに買っておくと気分のボーナス稼ぎに得なくらい)
南の島も1日あればスタンプラリーを全て埋めることは簡単だったりする。

探索ADV的な要素が強い本作の自由度は、
どういう順番でイベントを見るかの自由度に近く
1回見れば後は変化のないイベントが多く網羅できてしまうために、
非常に手軽ではあるが、プレイヤーごとにそこまで個性が出るものではないように思う。
ゆえに1周すれば満足するゲームであり、2周目以降は
実績を集めたら、後は6時間ぼっーとしたり次の日の朝6時まで寝てしまったり
時間を飛ばすプレイになっていくように思った。

実績は全部で41個、うちすべての実績を達成することが1個含まれているので
実質は40個である。実績の宝箱を見ることで、どういう条件かを確認でき
プレイを始めた当初はこの実績をヒントにして進めていくというプレイも
想定される。本作はヒントが多いのもあって、ほとんどの実績を達成するのは
簡単であるが、1個だけ「所持金が底をつきる」は
魔王様がプレイ開始時に2,000万コインを所有しているのもあって
真面目にやるとかなり困難である。
服を全種類買って、家具を全種類買って、飲み会を自腹にしたとしても
支出はせいぜい計500万コイン程度であり、余裕で足りてしまうのである。
後、お金を効率的に減らすとしたら額が大きいのは1回100万コインのスロットだが
魔王様はスロットに関してはかなりの勝率を誇る。連続でやり続けても減るどころか
増えていき、2,000万コインから減らし始めると1,300万コインまでしか減らせなかった。
本作最大の支出は旅行チケットの1,000万なので、旅行チケットを買ってから
旅行に行かずにスロットを回しつつ、外れたらセーブ、当たったらロードを繰り返す、
500万コインから始めても結構当たるので、セーブロードなしにやるのはかなり厳しいと思う。
プレイしながら魔王様の貧困を願う、さながら貧乏神になった気分が味わえるのだが
そのくらい、魔王様は金欠にならないのだ。

「黄金の7日間」、できることは多く最初は何からしようか迷うのだが
ヒントが多く、1周で見られるイベントも多いために
手軽にいろんなイベントを見られる探索ADV的な楽しみ方が特徴的な一作。
休みの日に、普段やらないことを色々やってみたい人向け。

※おまけ 実況プレイ動画 123456Ex
※クリックするとYoutubeに飛びます。


200630review02.png
2,正義の血液 (露木佑太郎 様 制作)

Ver1.11
クリア時間 4時間47分 (ノーマルエンド)
      +41分 (トゥルーエンド)
クリアレベル 9 難易度ノーマル

勇者が魔王を封印して15年、
これは、魔物がいなくなった世界の物語。
とある村に迷い込んだ旅人のアルヴァは
儀式を行う、村の少女リアーナの護衛のために、遺跡に向かうが
その遺跡はいなくなったはずの魔物の巣窟と化していた!
果たしてアルヴァ達は、村を救えるのか。
斬撃を受けることで魔法が強化される短編RPG。

本作の戦闘システムはMPの代わりに斬撃を受けることで溜まるSPが
搭載されており、敵から斬撃を受けることで
1回につき基本的にSPが10溜まり
SPが50以上溜まると魔法攻撃力が1.3倍になり
SPが100溜まることで魔法攻撃力が2倍になる。
斬撃武器を装備している場合は、自傷技によって
HP割合ダメージを受ける代わりにSPを溜めることができる。
そして、魔法やスキルを使ってもSPは消費されない代わりに
HPを回復することでSPは下がっていく。
回復魔法よりも回復アイテムの方がSPの下がる度合いが小さいので
SPを意識する場合は、回復アイテムが重要になってくる。
そして、このルールは敵側にも適用される。
味方の斬撃によってSPが溜まり、同じように魔法が強化されていく。
敵は回復などしないので、自然とSPが下がることはないが
SPを下げるスキルや魔法は存在するので、それを使って危なそうな場合は
SPを下げていくといった、HP、SPの状況に応じて
行動を決めて駆け引きをしていくシステムである。

ただこのシステムはSPを上昇させるのはあくまでも斬撃だけなので
打撃武器を装備している場合は味方が敵のSPを上昇させることはなくなるし
斬撃武器を装備していても、魔法を主体にして戦えば同じであり、
かつ、SPで強化されるのは魔法だけであり、斬撃を含んだ物理攻撃は強化されないのもあって
リスキーな斬撃はあんまり使わない。そういう事情もあってなのか
一部の敵が魔法攻撃を無効化したり、あるいは無効化する状態になる技を使ったりするのだが
後者に関しては、その状態が切れるまで回復や防御に徹するのが安全である。
つまり、打撃武器や魔法を使うことで本作独自の戦闘システムをほとんど無視して
戦うことができ、そうすることでゲームの難易度が下がるゲームで、
それで物足りないようなら斬撃武器を使って戦闘システムを活用した戦闘をすればいいという
シナリオだけを追いたい人と、RPGの戦闘の駆け引きをやりたい人の住み分けをしているのである。
また、本作は敵のステータスを上げるアイテムもある。
全体的に、自分でハードルを上げて楽しむ設計であり
戦闘難易度は基本的に低い代わりに、プレイヤーの好みで上げられる印象が強い一作だ。

まずシナリオを通しての設定があって、それがほかのシステム等に反映されているように思う。
具体的にそれが最も反映されたのが「魔物がいなくなった世界」なので
本作はシンボルエンカウントなのだが、ザコシンボルが存在するのは
最初と最後のダンジョンだけである。
中盤はフィールド的なマップでもダンジョン的なマップでも
ザコ戦が原則、存在せず、イベントで発生させられる任意の戦闘が主である。
そのため、本作はRPGではあるが、中盤に関しては探索ADV的な色合いが濃い。
この任意のボス戦をすべて攻略したかによって本作はエンド分岐する。

「魔物がいなくなった世界」はシナリオ的にも重要なテーマである。
勇者が実現した平和を、維持しようとしているのだが
その平和の維持が、歪みを生み出していく。
最初のダンジョンをクリアするあたりでその歪みが発覚するのだが
なかなかのどんでん返しであり、本作の見どころに思う。
そういう展開なので、本作は傾向として
勇者が悪で魔王が善に描かれ、流血や中二病な要素が少しあり
ダークヒーローだけど根はお人好しくらいのキャラが好きな人向けである。

また、「斬撃によって魔法が強化される」システムも
本作の終盤の展開に持っていくための布石に感じた。

剣を使ってSPの駆け引きを楽しむのも良し、
杖を使ってストーリーを手軽に追うのも良しな
難易度がプレイヤーの選択に委ねられた一作。
魔王側からみた勇者はどんな存在かを、そして平和とは何かを
ちょっぴり流血と中二病な雰囲気とともに考えたい人向け。

※おまけ 実況プレイ動画
12345679Ex1Ex2
※クリックするとYoutubeに飛びます。
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