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栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

20年4月末フリゲ感想レビューまとめ

いつも通りのフリゲ感想まとめ記事になります。
ふりーむに投稿したものとほぼ同様ですが、
割愛された部分も含めてあります。


1,サキュバスのアビは誘惑できない (真符 様 制作)
道行く人を倒してエナジーを集める、サキュバスチックな
シンプル現代もの掌編RPG。
レビュー本文へ。

2,ホラー大好きヒミカさん (一限はやめ 様 制作)
サブカルや日常ネタの方が好きそうなヒミカさんとの
お喋りやなりきりコーナーをする短編NOV。
レビュー本文へ。

3,蒼神冥想園~Fleeting Memory and Everlasting Garden
SHO Games 様 制作)

冥界は厳しい世界だが、憑依システムのおかげで
初心者でも安心!?な弾幕STG。
レビュー本文へ。

本文に続きます。
ScreenShot_2020_0502_21_48_20.png
1,サキュバスのアビは誘惑できない
 (真符 様 制作)


クリアタイム 16分(SCORE:8610 アビのレベル:14)
       +10分(SCORE:4610&5010 アビのレベル:11)

魔界サキュバス社で働くサキュバスのアビは
誘惑が上手くできず、エナジーを集められない日々。
そんなアビはサキュバス社の社長から
「今日中に5000エナジーを集められなかったらクビ」と
警告を受けてしまった。
こうなれば、通行人を殴ってでもエナジーを集めような掌編RPG。

本作は基本的に道行く通行人たちに戦闘をしかけ
様々な技をかけて気絶したところをエナジーを頂く、
と設定だけを並べるといかにもサキュバスではあるが
実際のプレイ感としては通行人とシンボルエンカウントして
倒してエナジーを稼ぐ、シンプルなRPGである。
誘惑した相手からは2倍のエナジーが搾り取れたり
誘惑で道を開けたりと所々にサキュバスな要素があるのが特徴的だが
基本的にほのかに色っぽい展開を感じさせるくらいで
どちらかといえばほんわかとしている印象の方が強い。
あと、お疲れ様会でラーメン食べに行くあたりが
なんか現実感あって印象深いようにも思う。

メイド喫茶に行ってみたり、ライバル社の従業員と戦ったりして
物語を進めていき、最終的にエナジーの量に応じて
エンディングの社長のセリフと
ラーメンの内容がほんのりと3段階に変化する。
ラスボスと戦う前にエナジーを4000未満の近い数値にして
セーブしておくとこの差分は見やすい。
ちなみにゲームオーバーになるとクビになってしまうのだが
この場合は5000エナジー溜まっていようが全く関係なくクビになる。

見かけた人を片っ端から(物理的に)押し倒していって
適度に家に戻ったり、メニュー画面のスマホを使ったりして
全回復していけば、さくっと遊べる比較的簡単な難易度であるが
メイド喫茶の入り口にいるメイドだけは
独りで相手をするにしては結構強くて
ゲームオーバーになりやすいので注意。
別に相手にしないでもメイド喫茶には入れるので
先に物語を進めた方が良い。

街の住人がシンボルエンカウントの敵で、彼らを誘惑していく
サキュバスな気分が味わえる一作。
可愛らしい雰囲気のなかで
道行く男の子を倒したいちょっと小悪魔になってみたい人向け。


200430himikasan.jpg

2,ホラー大好きヒミカさん (一限はやめ 様 制作)

Ver1.00
クリア時間 55分

見た目がホラーなひみかさんの家に遊びに来た陽菜さんが
ひたすらひみかさんとホラー、日常、漫画アニメのあるある話や
なりきりコーナーをする短編NOV。

ホラー大好きと銘打たれているものの、
ホラーっぽい話は最初と最後くらいで
どちらかといえば日常、漫画アニメのあるある話がメインな印象が
強い一作。男女で作る物語の傾向が違うとか
勉強していると大掃除したくなるとか
昔描いた絵を今見返すとめちゃくちゃ恥ずかしいとか
デザインの可愛いハンドクリームなど
こんな感じの雑談がふわふわと続いていって
流れるように話題が変わる。
友人と駄弁ってるような感覚が味わえる、そんな雰囲気を
楽しむ一作である。

最初にタイトルが出てから、中身に入るショートスキットが
いくつも連なっててときどきセーブが入るという構成になっている。
本作、このショートスキットが30作近く入ってるので
思った以上にボリュームがあって、セーブ入るまで
中断しにくいので、ちょっとまとまった時間のあるときに
一気に読む方がいいように思う。

基本的には独自の世界観で生きるひみかさんに対して
比較的一般人な陽菜さんがツッコミを入れる流れになる。
ひみかさんはどこか物事に対して達観しているような物言いに
なることがあって、なるほど鋭いなと思わされることもある一方で
自己完結していて、ほかの人の話を挟み込む余地がないように思った。
そんな彼女を一番象徴しているようが
推しが有名になったときの
「私だけの世界だと思っていたテリトリーを
侵されたくないだけだ」に思う。
ひみかさんが喋って、陽菜さんが反応するというのも必然で
自分の話に良い反応してくれる陽菜さんっていうのは
ひみかさんにとって求めている話を聞いてくれる相手であり
仮に彼女が幻だと言われてもどこか納得してしまう。
独自な世界観で生きるからこそ、それを受け入れてくれる相手を
求めているようにも思った。

本作は、普通にお喋りをするだけでなくて
なりきりコーナーがたまに挿入される。
探偵になりきって「バーロ―」とか
「真実はいつも1つ!」とか言ってみたり
従順なアンドロイドと、サイコなアンドロイド、それぞれに
なりきってみたりする。主にこのコーナー、
アニメとか漫画にこういうシーンあるよねのあるあるネタと
少年漫画的な好きな展開を詰め合わせた印象が強い。

今作で特に面白かったのは
「デスゲームの主催者が会社員っぽく冷静に
説明したら雰囲気出ないだろう」からの
凄く丁寧なデスゲームの説明には、
その発想はなかったと笑ってしまったのと、
なりきりコーナーの中で王道な展開で好きだったのが
「帝国の賢者学校」で、無力感をバネにする展開が
非常に良かった。

独自な世界観を展開しながら、日常のあるあるトークを聞いたり
アニメや漫画のよくある展開をなりきってみたりする2人の様子を
ひたすら眺める一作。
日常が女性寄りのネタで、なりきりが少年漫画的なネタが多いので
少年漫画の好きな、自分の世界観で生きる女性向きな印象である。

200418meisouen douga2

3,蒼神冥想園
~Fleeting Memory and Everlasting Garden

SHO Games 様 制作)



クリア時間 1時間37分(Normal マリーA 2回目)
      +23分(Extra マリーA 2回目)
      +2時間9分(Normal 全キャラABクリアまで)

ハイスコア Normal 172,621(アズールA)
      Extra 21,217 (マリーA)

幽閉されたクロガミの保有者を魔族に奪われる前に保護すべく
冥界に向かう弾幕STG。

某方を意識した弾幕STGで、本作の特徴は
低速移動をし続けると被弾を無効化できる憑依システムであり、
これを活用することで、高難度の弾幕をいかに突破するかである。
本作の難易度は憑依システムを活用すると
初心者向けの蒼神詠月録よりは難しいが、
整数シリーズ前作の蒼神狂宴歌よりは簡単という
あたりに収まってくる。

憑依システムについて、高速移動を続けると憑依度が下がり、
低速移動を続けると憑依度が上がってきて
-80以下になると高速ショットが強化され、
80以上になると被弾すると憑依度が0になる代わりに被弾を無効化する。
STG的には一定時間、低速移動を続けるとバリアが張られるという方が
分かりやすいだろうか。しかも、憑依度は比較的上げるのも下げるのも早い。
ゆえに、低速移動を続けていれば
この被弾無効化バリアの状態をキープしやすいようになっている。
だから、本作のボスの通常、スペルともに
一度被弾しても大丈夫な余裕ができやすい。
本作のエクステンドは蒼神詠月録と同じスコアエクステンドで
緑点やスペルの取得などで得点アイテムの最大得点を上げられるが
被弾するかボムを使うと最大得点が下がってしまう。
憑依システムで被弾を無効化した場合は最大得点が下がらないので、
ボスのスペルは取得を狙いに行き、憑依度が0になったあたりから
スペルをボムで飛ばすという戦略が安定する。
スペルの取得を一度はチャレンジしやすく、かつエクステンドも狙いやすい。
本作は、この憑依システムを活用すると6面まで残機が減らず、満タンまでためることもできる。
非常に常時低速移動、ボムをあまり使えない初心者向けの設計になっている。
憑依度の値が正か負かによって、キャラの会話内容がまるっきり変わるのだが
高速移動で憑依度を負の値をキープしてみると、残機がごりごり削られる、
上級者寄りの難易度になる。なお、憑依していない会話を見るだけだったら
特定のキーを入力すると憑依度を0にできるのでボス前で活用するとやりやすい。

本作の弾幕自体はやや難しめの部類であり、特に4ボスからは
憑依システムを使わないならボム推奨や、初見殺しのスペルが増えてくる。
難しい弾幕は一度被弾しても、そのスペル中にもう一回被弾することも度々ある。

(※以下、後半ボス弾幕について、ネタバレありのため反転して読む)
4ボスは通常弾幕についてはそこまで難易度は高くないが
スペル1、スペル3はギミックが読めても、安定して避けられないので
憑依が解けたらボム推奨になる。
スペル2、スペル4は比較的簡単。

5ボスは通常弾幕が曲がるへにょり弾幕のオンパレード、
どこで曲がるか慣れるまで読み切れないので、
全般的に憑依が解けたらボム推奨。
そして、スペルが全般的にドッキリ系初見殺し。
ただ、4ボスと違い、ギミックが分かれば安定するものが多い。


そして、ラスボスはなんと憑依システムを無効化する。
ラスボスでは憑依度をキープしての被弾の無効化は使えないということである。
そのため、ラスボスだけは残機とボム、高速ショットを駆使しての戦いになり
本作も狂宴歌と同様、ラスボスのために残機を残せるかというゲームである。
ただ、狂宴歌ラスボスほど強くはないが、通常弾幕が正面で戦うにはリスクが高いので
マリーよりもアズールの方が有利。アズールなら残機が5もあれば勝てる。
スペル1、へにょり弾幕だけど、曲がるタイミングを覚えればかなり安定する。
スペル2、上から来る赤弾、下から来る黄弾は被弾するが、
画面奥で上から来る黄弾、下から来る赤弾は被弾しない。
非常に頭がこんがらがる弾幕。難易度自体は低めだが神経を使う。
スペル3、自機狙いになる星弾、へにょりの組み合わせ。まともに避けるのも難しいが
ここでボムを使うとちょうどサビで場面転換するので、そういう意味でもボム推奨。
スペル4、ボスを追いかけて、画面右に向かうと高密度の弾幕に襲われて被弾しやすい。
アズールなら画面左の方でずっと待機して避けるとやりやすいが、
マリーだと当たらないのでボム推奨。
スペル5、耐久スペル。レーザーの動きに沿って左右に動きながら
徐々に追加される弾を避ける。2段階目から自機狙いになる中弾が追加されるので
主にこれを誘導するのがメイン。うっかりボムを使ったり被弾したりした後に
レーザーを飛び越えないように注意。ペースが乱れるとかなり厳しい弾幕。
スペル6、様々な方向からの気合避け。ボムは効かないし体力もあるが意外と被弾しない。


本作からゲームオーバー時にそのステージのはじめから再開できる
コンティニューが追加されたが、本作のラスボスの弾幕は
気合成分が強いのもあって神経を使うので、
集中力が切れたら勝ち目が薄く、(特にマリーで)初期残機では太刀打ちしづらい。
コンティニューで連戦していくと、プレイヤーの気力が消耗していく感覚が
味わえて、コンティニューしても勝てないものは勝てないんだとよく分かるので
一度、日を改めてステージ1からやり直すのおススメ。

自機性能としては、アズールが低速装備の方が強め、マリーは低速装備の方が弱めで
固めの敵や撃ち返しを行う敵が多く、低速が集中ショットになるAの方が楽。
また、ラスボスの通常弾幕が正面を取りにくいので、
道中まででも低速が強く憑依システムを活用しやすいアズールの方が有利。
そのため、一番クリアしやすいのはアズールA(ロキ)になる。
マリーは高速ショットで道中だと敵を倒した方が良い場面が多く、
憑依システムを活用しづらく、特にマリーB(マスリーナ)の低速ホーミングは
固い敵が数多く出現する本作の道中では非常に使いづらい、
避けに専念できる意味では、中型のザコが1体出る場面やボス相手には比較的使えるのだが
一番使いたいラスボス戦では使えないため、本作はマリーBが一番難易度の高いキャラになると思う。

本作のエクストラは、詠月録同様エクステンドしづらいため、
残機は増えにくいが、憑依システムのおかげで、
低速移動をしていれば連続して被弾しない限り、残機は減らない。
弾幕自体の難易度がそう高くないため、ボス戦は結構余裕があり、
蒼神シリーズ全体で見るとエクストラの中では本作が一番簡単かもしれない。
ただ、マリーでやってるとパワーが溜まらず思うように敵が倒せないため
(結果、中ボスを倒しそこなうこともあり、この場合エクステンドアイテムを逃す)
ステージの最初でボムを使ってでもパワーを回収すると楽に思う。

本作は4面以降のステージの演出が凝っていて
突入時におおっ!って思えるシーンが多い。
本作のBGMはどれも何回も聞いてると好きに思えるものが多いなかで
ステージの静寂な雰囲気とマッチしてて
初見で聞いたときから5面の道中曲。本作で一番好きなのはこの曲だと思う。

冥界を舞台にしているだけあって弾幕は激しめではあるが
憑依システムのおかげで、常時低速、ボムをあまり使えない初心者的な
プレイをしても、案外生き残れる一作。
スペル取得を一回狙ってみたい、チャレンジングなプレイを好む人向け。

おまけ:スペル取得リスト ※クリックして拡大
Normal
200418meisouen spell list01
Extra
200418meisouen spell list02
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