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栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

19年12月末フリゲ感想レビューまとめ

今年は1年フリゲ感想やりきりましたねー!
来年はどうなるか未定です。
いつも通り、ふりーむに投稿したのとほぼ同一内容です。

1,アカネと炎の変態教師
俺の名前はマック 様 制作)

炎を操る変態教師に5回身体を触られる前に
1分間耐え抜く可憐に反撃もできる鬼ごっこACT。
レビュー本文へ。

2,みるくでざいあ~よたここ 様 制作)
少女ママみふねと変態パパざらめの結婚生活を描写しながら
その娘みらい(5歳)が卒乳できるのかの成長を描いた短編NOV。
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3,キャロルと待ち人の聖樹茶川あくた 様 制作)
明るいクリスマスのさなか、大人のビターな面を描きながら
10日間でツリーを育てるRPG付きADV寄りSLG
レビュー本文へ。

では本文に続きます。
191231review01.png
1,アカネと炎の変態教師
俺の名前はマック 様 制作)


Ver3.2
クリア時間 11分(ED2)
      +6分(ED1)

容姿端麗な中学生、阿桜アカネは
趣味が高じて炎まで操れるようになった変態教師、中峪火山に
一人になったタイミングを狙われ性的欲求の標的になってしまった!
彼から5回身体を触られる前に1分間耐え抜く鬼ごっこACT。

ゲームとしてはシンプルで、教室と廊下の2つのマップを
プレイヤーを追尾してくる変態教師に捕まらないように逃げ回るゲーム。
画面左上に触られた回数が表示され、5回でゲームオーバーになる。
1分間ゲームオーバーにならなければゲームクリアになる。
変態教師はマップを移動すると必ず定位置にしか出現しないため、
マップをひたすら出入りするだけでもクリアは可能だが
マップ上に「わずかな勇気」が落ちており、回収することで
カットイン演出とともに一瞬、変態教師をひるませることができる。
この「わずかな勇気」を8つ回収することで彼に反撃する選択肢が出現し
エンディング(ED2、回収しなかったらED1)が分岐する。

炎を操れるとは言っても足止めとしてマップ上に炎の障害物が配置できるだけで
マップ移動時に定位置に出現する際にワープで炎はまとうものの、
炎をこちらに向けて撃ってきたりはしない。
だから鬼ごっこ以上のアクションスキルは要求されず、
また「わずかな勇気」もある程度回収すると、追加配置される分はあるが
定位置のため、だいたいの位置を把握すれば
8つ回収するのは比較的簡単にできる。
ちょっと引っかかりそうなポイントとして
教卓と黒板の間の床に登れる段差は上下にしか動けないので
そこでハメられないように注意。
あと、本作はゆっくり歩く必要はないので
オプションで最初に常時ダッシュをオンにしておくと
攻略しやすい。

シナリオについてこの変態教師はゲームクリアまでプレイすると
ストーカー行為を白状してくれ
(しかも本人はあくまでも彼女に対する愛としてやっている)
気持ち悪さを濃縮したような存在である。
だから、彼に反撃でどんな制裁が加えられるのだろうと思いきや、
反撃した後のアカネの対応はかなり温情だと思う。
ある意味では漢らしいとも思え見た目によらず
彼女は結構姉御気質なのかもしれない。
ED2のコラボシナリオで変態教師のその後も予想以上に語られ
ED2を見てからED1を見ると、
反撃しなかった場合変態教師がどうなったのか推測できてしまい
結果的にあの反撃は彼を救済することになったというのも興味深い。
変態教師のやったことは冗談では済まない部類ではあるのだが
その変態性を成敗し更生のチャンスを与える、と書いてて
教師と生徒の立場は逆転しているが
間違ったことを正す可憐な女性を魅力的に表現したかったようで
だから、反撃のカットインが一枚一枚凝っているのだと思う。

触られた回数が2回以下で、コラボシナリオ後に
アカネの露出の高い水着姿(マフラーまいてお茶持ってるので
冬の今見るのが旬に思う)が見られる。
触られた回数というスコア要素もあるので、
アクションゲーム的な視点からこのイラスト表示前くらいの
タイミングでゲーム結果として触られた回数を表示すると
ご褒美イラスト感も増していいかもしれない。

変態教師に追いかけられる中で勇気をもって可憐に反撃する
ミニゲーム的な一作。
ストーカー的な変態が全く受け付けないのでなく
ある程度許せる人向けで、更生が好きな人や
間違ったことをしても一度は許されたい男性向き。


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2,みるくでざいあ~よたここ 様 制作)

Ver1.01
クリア時間 33分
      +5分(おまけ)

みふねとざらめの間にできた女の子、みらいは5歳になったが
まだお母さんのおっぱいを吸いたかった。
小学生になるまでに果たしてみらいは卒乳できるのか?
みふねとざらめの結婚生活を描写しながら
親としての彼らも描いた家族生活NOV。

冒頭のみふねちゃんのシーンがギャルゲチックで
子どもができたらいいお母さんになれるかなといった会話内容で
みふねちゃん可愛いなと思っていた矢先に

「告白しようと決心した前日に、自身の母と叔母によるレズレズ痴情のもつれに
巻き込まれ普通に死亡した。」
というパワーワードの塊のような展開をざっくり語られ
「しかし、なんやかんやでド変態畜生魔法使いざらめに
蘇生され、不死鳥のごとく復活を果たす。」
と次の文章でさくっと復活するので
せいぜい1ウィンドゥの死でしかなくて
ここまでざっくりと語られるとコメディ感が強く
不意に笑いがこみ上げてきた箇所だった。
あと「死なんといてえええ!!!」とかざらめさんがどさくさにまぎれて
関西弁っぽい口調になるのが個人的にツボ。

ただ「mi」「mmm」をざっくりとプレイ済みで見ると
今作は結構マイルドな一作で
ざらめさんは毎晩(特におまけ)みふねちゃんとなんやかんややってて
相変わらず変態ではあるんだけど
言ってる内容自体は割とまともに父親してる。
「ざらめさんもそんな血の通った人間みたいな発言できるんですね」
というみふねちゃんの言葉に思わず頷いてしまった。
てっきりざらめさんに子ども扱いされるのが嫌でたまらなくて
みらいちゃんは卒乳するのかなと思いきや
そんなことはなくとも自然な流れで自立していったので
みらいちゃんも結構しっかりしている印象が強かった。

みふねちゃんも設定自体は12歳の母だけど
より子どもなみらいちゃんを横に並べると
ちゃんとお母さんに見えてくるので
(あと、立ち絵が過去作に比べて綺麗になってる)
ごく普通の父母娘の関係っぽい印象が強かったりする。
ざらめさんも全く期待を裏切らずにみふねちゃんに甘えるので
みふねちゃんが二児の母感はあるんだけど、
ざらめさんの扱いも手慣れているし、結構デレるので
なんだかんだでラブラブに思う。
ただみふねちゃんは12歳から成長しないので
みらいちゃんが12歳以上になってからどうなってしまうかが
本作独自の切ない点であり、今後気になる点でもある。

本作は冒頭で、妊娠から出産まで(泣き顔付き)描いてて
夜の営みもうっすら描いててそういうお色気要素があり、
みらいちゃんがいることで子どもの目線で見たら
どう見えるかという小ネタもある。
ただ今作は流血はなく、総合的に過激さはやや控えめに思う。
子どもが心配とか自立していくのが寂しいという親心がテーマのようにも
思うので、テーマ的にもそういう要素は最初だけで
落ち着いたのかなとも思った。
そういう一作なので、実は一番初心者向けかもしれなくて
ざっくりと省略された部分が知りたい人やもうちょっと過激なのが欲しい人は
過去作を辿っていくと良いのかもしれない。

少女と変態魔法使いの両親という設定はぶっ飛んでいるものの、
内容的には(ちょっと変態だけど)
かなりまともな親子の心配や悩みを描いた一作。
少女とそれに甘える少女が普通に親子しているのが
見たい人向け。


191231review03.jpg
3,キャロルと待ち人の聖樹茶川あくた 様 制作)

Ver1.10
クリア時間 2時間9分(初回)
      +18分(オマケ)
      +1時間37分(2周目、魔法薬コンプと
       ツリー332cm,絶世の輝き、評価SSまで)

魔法薬屋で働くキャロルが半ば強引に店長の頼みで
成長スピードの速いツリーの種を
クリスマスまでの10日間で育てることになったRPG付きADV寄りSLG。

システムについて、魔法薬と水やりの使い魔を選択して
大きさ、美しさ、愛情度の3つのパラメータを上げていく。
魔法薬がどのパラメータを上げるかの土台になっていて
使い魔の選択で、大きさ、美しさ、愛情度のいずれか1つを
少し補強できるシステムになる。
魔法薬は17種類あり、素材を組み合わせることで作ることができる。
街の時間経過イベントを見る、お店で買う、
街はずれのダンジョンで一定地点に到達する、
ことによって、素材を入手でき、
一度手に入れた素材はなくなることはない。

システムの説明をしたあたりで自由度が高そうに見えるが
実際の自由度はあまり高くない。
本作は全イベントを一周で網羅でき、
素材の手に入る順番が変わるだけであって
いかに早く最高の魔法薬を作成できる材料を揃えられるかによって
良いツリーを作れるかどうかの結果が変わるだけに思う。
ツリーを育てた後の最終結果は2パターンしか確認できなかった。
10日を終えた後にツリーに対しての最終評価はC~SSの5段階あると説明文にはあるが
実質的には"A"~SSの3段階ではないだろうか。
エンディング分岐を調べるために、最初の魔法薬のまま、
ひたすら店番を続けるダンジョンに入って入口で帰って来るだけの
徹底して何もしないという2通りのプレイを試行したのだが
両方とも80cmのツリーができて最終評価はAだったからであり
そしてエンドも初回時と同じ展開になったため、おそらく分岐は多くないように思った。

基本的にイベントを進めていけば大半の素材は手に入るが
ツリーの愛情度の高さによって発生するイベントで入手できる素材があることに注意で
特定のパラメータを上げるプレイをすると非常に見逃しやすい。

本作の面白さはツリーではなく、イベントを発生させて素材を入手し
その素材で何の魔法薬が調合できるかという流れであり
アイテムコレクションを楽しむRPG的な色が強い。
本作のRPG要素はそれ以外に
街はずれに向かうことによりダンジョンに向かうことができ
ダンジョンではRPGのターン制戦闘に勝利することで先に進むことができるイベントがあり
各ダンジョン原則として、中間とボス撃破後の2種アイテムを入手できる。
ダンジョンの独特の要素として、スタミナシステムが存在し
このスタミナは戦闘のターン経過により減少し、0になると帰ることになり
1イベント分時間を消費してしまう。そのため、なるべく素早く戦闘を終わらせるか
スタミナを回復させるお弁当を持ち込む必要がある。
本作の時間制限的に1イベントの時間で1ダンジョン攻略できれば間に合うが、
実はスタミナが続く限りダンジョン探索を進めることは可能なため、
弁当を大量に買い込んでボス前でスタミナを高い状態をキープし手早くボスを倒せれば、
1イベントで2ダンジョン攻略することもできる。
本作のパーティメンバーは役割が分かれており、使えるスキルも個性的な性能のものが多い。
キャロル(攻撃型):全体攻撃ができ、体力の減った敵を自動的に追撃できるのが強い。
TPが多くても少なくても威力が高くなるために臨機応変に対応できる。
キャロル(支援型);全体回復に加えて毎ターン回復も付加でき、
パーティのTPを毎ターン補給できるのが安定性は高い。ただし決め手には欠ける。
ベラ:回復型。全体回復が得意なので、キャロルが支援型でない場合は欲しい。
敵の防御を下げる代わりに攻撃を上げてしまうステートを前提とした攻撃スキルがあるが
威力は出ないので、回復や補助に回す方が無難。
エスト;防御特化型。敵の攻撃を引きつけることもできる。氷刃投げで敵に毎ターンダメージを与える
凍傷を負わせた後、守りに徹するのが想定されてるように思う。凍傷はラスボス以外のボスにも有効なので
ボス向きの性能に思う。
オルディ;攻撃型。毎ターン電気をまとうことで段々攻撃力が上がっていく。電気をまとっていると
相手の行動を封じることもできる効果が付加されたり、全体攻撃もでき、
まとった電気の数だけ連続攻撃できるスキルまで使えるので、相手が単体全体問わず強い。
グランツ;運型。全体攻撃がそろっているため、ザコ戦向きではあるが
強いスキルを使うためにも運が絡むか下準備が必要であり、使ったとしても失敗することがある。
全体攻撃をランダム2回攻撃に変換する等トリッキーなスキルもあるが
コストに対して得られるリターンが少ないためロマンキャラになっているようにも思う。
キャロル(攻撃型)にオルディとベラを組み合わせるのが個人的に使いやすい。
敵に関しても個性的で、味方を回復するザコ敵や特定のキャラを狙うザコ敵、
ザコを全滅すると変身して動き出すボスなど、こちらも凝っている。
ゲーム一要素の中でもかなり力を入れて作られた印象があり
本作はRPGの戦闘好きな人をターゲットに作っているようにも思えた。
初見のとき、このRPGの戦闘を終盤まで後回しにしていたのだが
そういうプレイをすると作れない魔法薬が多くなったので
序盤から行く必要があって、実は本作の魔法薬を作る上で必須の要素にも考えられる。

本作は男主人公女主人公の違いによって変化するのは素材集めイベントの場合は
路地裏の同行者が変わるくらいで展開は同じ。選択肢で分岐するのサブイベントAルートの
2つのイベントだけで、それ以外はゲームを1周するとほぼ網羅できる。
つまり本作は1周のプレイでほぼ全ての要素が楽しめるのがコンセプトにある。
それに対してツリーの育成というシミュレーションは「今回は大きさを大きくしよう」とか
「今回は美しさにこだわってみよう」とか周回ごとに遊びの目標を立ててプレイする。
つまり1周のプレイだけでは全ての要素を楽しめないという性質を持っている。
このシステムをこのコンセプトの構成に組み込んだらシステムの持ち味が損なわれたようで
プレイヤーとして1週目は上手くいかなかったけど、2周目は上手くいったので
遊びきった感が出てしまうように思う。1周で遊べるというコンセプト通りではあるけど
ツリーはもっと面白くなりそうなシステムなんだけど活かしきれていないように思えて
そういう勿体なさがあるようにも思う。

シナリオについて、主要登場人物の全員と出会った後で
メニュー画面からメインシナリオが読むことができるようになり
日数の進行に応じて、読めるシナリオは増えていく。
シナリオの内容は簡潔に書くと、クリスマスで物が壊される事件をきっかけにして
街の過去を探っていく物語。
子どものワイワイはしゃぐ楽しいクリスマスではなくて
働く大人のビターなクリスマスを描いている印象が強くて
オルディ、グランツの大人勢にフォーカスされているように思う。
それに限らず、登場人物も結構、現実的で大人びている印象が強くて
キャロルの「自分に利があれば動く」性格ってイベント中では
物でよく釣られるコメディになっているけど
大人的な人との距離の取り方のようにも思えた。
それと苦しみを背負っているキャラも度々いて
その苦しみを分からない人間に対して
思わず毒が噴き出すという展開も2回ほどあって
苦しみも結構描いているように思う。

ビターという点で個人的に印象に残ったのが
魔術士イテナモとムムおばさんのイベントで
2人とも誰かに協力を求めるんだけども
主要登場人物が何かアドバイスしてもそれはあんまりやりたくない様子で
困っているんだけどだからといって自分では動くつもりがなくて
誰かが全て何とかしてくれないかなーという完全な他人任せの印象が強くて
なかなかに厄介な人達に絡まれたように思った。
本作では彼らの悩みの根っこをコメディ的に解決するのだが
主人公が直接解決するわけではないのも渋いところで
彼らの当初言っていた悩み自体は解決された印象があまりない。
他人任せにしているから解決しないのか、その悩みはそもそも解決しようがないのか、
あるいは、彼らはヨソ者だから主人公たちのウチのコミュニティで解決できないのか、
色々解釈できそうに思った。

コメディなイベントも多いのだけど、その陰での
暗い部分を見せないようにする大人達の苦労みたいなものも感じられて
こういう大人なサンタさんが頑張っているから暖かいクリスマスがあるような
そんな印象が強かった。

明るいクリスマスに大人の陰を感じる一作。
RPG的なコレクション要素が好きな人や
ビターだけどもそれゆえの温かさを感じたい人向け。
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