栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

フリーゲーム Troubadour(トルバドゥール) 感想

fg2012-4.png
今回はオシブ様の「Troubadour(トルバドゥール)」の感想になります。
絵は主人公のリア+ハープで。
一応、書いておくと臼井の会様のキャラですね。

ところで臼井の会様の名前が出たのでコメントしますが、
あそこでは現在、紅白RPG合戦2をやっています。
私もプレイ時間短めの作品を数本やりましたが、
それに関して感想書こうかはちょっと考え中です。

で本編のトルバの感想は続きから。
ステートとメドレーのコンビが光る、
原点を思い出させる作品。

クリアまでの時間 約5時間

1回目使ったスキルによって、一部のスキルが強化される
メドレーシステムを上手く使って、狼人の異変を解決するRPG。
ほかにもミミック暗号システムや戦闘後に3つの宝箱から
1つ選べるといったシステムもあるだけど、
この作品の最大の特徴はメドレーだと思う。

メドレーシステムはカノン、カノンでイフリートバレエとか
カノン、スノレディでリングソング(混乱)といったように
前に使った曲が次の曲に足し算されて発動するシステム。
炎属性の攻撃後、元々は氷属性の攻撃だったものが
炎+氷の攻撃になって、さらに混乱効果が付加されるなど、
元の効果にはまったくないものも追加されるのも特徴。
どんな曲ができあがるか、そこに試行錯誤の要素がある。

一方で敵の弱点やどのステート(状態異常のこと)が有効かは
戦闘の敵データを選べば、すぐに分かるため、
弱点を探すという試行錯誤はなくなっている。
これは弱点を探す楽しみはなくなってしまうものの、
結果として、プレイヤーがステートを狙いやすくなった。
効かないかもしれないということがないからね。

この作品、今までやったツクールゲーの中で
ステートの使い方が非常に上手い気がする。
ツクールの初期設定だと、毒は2000なら5%、
VXだと10%のダメージになって、毒が効く場合は
ボス相手に毒使うとあっさり倒せちゃうことが多いんだよね。
ところが、このゲームだと、毒のダメージが弱点1発と同じくらい。
しかも、毒は自然に治癒するから、それだけでは勝てない。
ツクールのデフォ設定だと、ボスに効いたら強すぎるのが
多すぎるためかもしれないけれど、
ちゃんとステートが補助効果におさまってるイメージ。
だから、メドレーで強化されたスキルにステート付加が
役にたちやすい。

そういえば、1体だけボスもメドレー使ってくるのがいて、
あの戦闘が一番、この作品の中で好きかな。
ちょっとFF4思い出すし、自分と同じ能力をもつ敵って
熱いよね。対等で、互角の戦いって感じがするからかな。
ボスのセリフ聞いたときに、おお、って思ったもの。
・・・ってことは弱点もリアと一緒か。
そんなことを数秒後には考えていたけど。
で、敵データチェック・・・
やっぱり、「沈黙」に弱いのは
魔法使いキャラの宿命だよね。
にやにやしながら、そのステートをかけたわけですよ。
そしたら、次のターンにはアイテム使ってしっかり治療してくるから
びっくりしたものだ。
本当にステートを使った戦闘を楽しめる作品です。

メドレーシステムのことばっかり書いてるのもなんなので
気になったことも書きましょうか。
まず、「体力」というパラメータ。
体力低下ってステートがあって、HPを下げるとしばらく思っていたけど
「体力」って、ほかのゲームでいう防御力のことのようで。
他のパラメータ(腕力、音感)は分かりやすいんだけど、
これだけ、紛らわしい。
次にボスのHPが高いのか、こちらの攻撃の威力が低いのか。
先述したとおりステートの使い方は上手いんだけど、
意外と単調な戦闘になりがちなのはなぜだろう。
試行錯誤が自分の部分に集中しているからかなあ。
長引くほど、作業になってしまうような。
先述したメドレー使ってくるボスのように短期戦だったら楽しいんだよね。
最後に、スキルの燃費がちょっと悪い。
SPの回復にターンがかかることでこれも長期戦の要因になってる。
これをカバーするために戦闘後の宝箱システムがあるのかもしれないけど、
あの宝箱を選ぶシステム、テンポが悪いように思えた。
メドレーシステムが売りになっている以上、
スキルを使う回数が増えるので、普通の作品以上に
燃費が悪いスキルは気にかかってしまう。

作者様はシナリオが長いことを気にしていたようだけど、
別にそれは気にならなかった。
軌跡シリーズもそうだけど、
シナリオが良い場合は長くても気にならない。
このゲームは2週目始めると
ちょっと違うものが見えてくる。
特にラスボスを倒した後にOP見ると
最初のシーンの意味が分かる。

で、シナリオ的に好きなのもやっぱり、メドレーボスの直前。
このシーンでリアが吟遊詩人を始めた理由が
分かるシーンでもあるのだけど、
このシーン、ツクラーの心に来るものがある。
初心忘れるべからず、とでもいうべきか。
子どもの頃、遊んでいたおもちゃを
大人になってから、見つけたような
そういった自分の原点に戻るような作品。
趣味で何か物を作る人にはぜひともやってほしい作品だと思う。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

お初になります。吟遊詩人という事でプレイこそしていませんが、ふりーむの方で見た事があったと思い出しました。(分かりやすい絵もありましたし)

スクショだけの判断にありますが、マップをとても丁寧に作られているので、自分も見習いたい所ですね。

紅白の方、プレイして下さってるんですね。私は運営でもなんでもありませんが非常に嬉しいです、有難うございます。感想につきましては、どんなものであっても作者としては嬉しいものだと思いますよー。

  • 2012/12/30(日) 17:38:37 |
  • URL |
  • the89 #-
  • [ 編集 ]

the89さん、はじめまして。
ほんとにマップを含め、この作品は見習いたい部分が多いです。
紅白の感想は・・・、プレイしたものだけは書こうかな、と
思います。ゲーム作ってる人にとって、
他の人のプレイした反応は気になるものですからね。

  • 2012/12/30(日) 22:35:21 |
  • URL |
  • J-tr #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://jtrshiogawa.blog.fc2.com/tb.php/37-110004bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad