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栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

18年5月末フリゲ感想レビューまとめ

恒例の月末レビュー記事になります。

内容は、いつも通りのふりーむ等に投稿したものと
ほぼ同一内容になります。
また、タイトルをクリックすると、DL先に飛びます。

1、 ウルルガさんのぼうけん。 (アカイロ 様 制作)
グリフォンの肉を求めて冒険者ウルルガさんが森へ向かう
戦闘はパワーで押し切りながらもどこか小心だけど純粋な女の子の掌編RPG。
レビュー本文へ。

2、 誘拐された幼馴染を助けるしかない!
カンナ 様∩ O松 様 制作)
工事現場に工場にビルに、濃いキャラたちを掴んで投げ飛ばす
全4ワールドの短編横スクロールジャンプACT。
レビュー本文へ。

3、 メイヘン ~ ハートのレシピ ~ (Pinklover 様 制作)
メイヘンでの出来事の後のユニとパートナーの物語を描いた
前作を良き思い出にしてくれる短編恋愛SLG。
レビュー本文へ。


180531review1.jpg
1、 ウルルガさんのぼうけん。 (アカイロ 様 制作)

クリア時間 28分
クリアレベル 11

グリフォンの肉を求めて冒険者ウルルガさんが
森へ向かう掌編RPG。

先に進むたびにウルルガさんのちょっとした台詞が入るのが
シナリオ的な特徴で、最初は野生児っぽい女の子かなと思ったら
強いモンスターに出会ったら弱気にならないように
強気に行くぞ!と自分を鼓舞するあたり
本当は弱気な子なのかなと思え、
出会った人に親切にされて
「いいやつばっかりだぞ」という調子良くなったりする
純粋な部分が可愛らしく思えたりもする。
短いちょっとした台詞でもいろんな一面がかいま見えて
キャラクター的な魅力だと思う。
「いい旅を」という挨拶をしっかり覚えているのも
なかなかに微笑ましい。

戦闘について、通常攻撃を使うよりも
ザコ戦であってもスキルをメインにして戦う方が
戦いやすい。気絶がボスにも入るので
相手をかぶと割りで気絶させてから、
めったぎりの4連続を食らわせるという
パワープレイを楽しめる。
本作は一人旅なのでプレイヤーのHP管理が重要になり
やられる前に危険そうになったらHPを回復することを
意識する必要はあるものの、
適度にザコと戦ってレベルをしっかり上げていれば
ちょうど洞くつ前のボスに入るくらいで
かぶと割りを覚えられるので
そのレベルに達すると戦闘が全般的に楽になる。
ラスボスはやや手ごわめではあるが
「適度なレベル上げ」「スキルメイン(通常はほぼ使わなくてもよい)」
を意識していれば、HP管理に油断すると
たまに追いつめられることもあるけど、立て直しはしやすい
比較的易しめのプレイしやすい難易度に収まっている印象である。

掌編ながらもキャラ的な魅力や
一人旅の管理が重要な戦闘とパワープレイな戦法を
楽しめる一作。
ちょっとしたRPGの一人旅を楽しんでみたい人向けといえる。


180531review2.jpg
2、 誘拐された幼馴染を助けるしかない!
カンナ 様∩ O松 様 制作)


クリア時間 28分 (難易度 ふつう)

隣町のヤンキーにさらわれた幼なじみを助けるべく
路地裏、工事現場、工場、ビルなどのステージを突破する
全4ワールドの短編横スクロールジャンプACT。

本作の攻撃手段は、キックとジャンプから踏みつけ、
ダッシュからの突撃に加えて
特徴的な方法として↓を押してから攻撃すると
相手を掴むことができ、
敵を投げ飛ばして、他の敵もまきこんでまとめて倒すアクションがある。
この掴み技が非常に強力で、
ほかの攻撃だと何発も攻撃を加えないと倒せない相手を
一撃で蹴散らすことができる。しかも、敵を投げて巻き込んだ場合も
同じように一撃で倒せるので
この掴み技を上手く使うと敵をまとめて気持ちよく倒せるようになっている。
ステージ構成的にも固い敵が並んでいる場所もいくつかあり
掴み技を有効活用してくれといわんばかりの設計になっている。
ただ、足場の狭いところでうっかり連発すると事故って落ちることもあるので
そのリスクも把握したところで活用したい。

ステージのギミック面で
最初は、穴があるくらいのシンプルなものだったものが
2面くらいから工事現場らしくクレーンに荷物を落とされたり
ハシゴをのぼっていったりとギミックに個性が出てくる。
バイクステージは勢いがあって楽しい。
シチュエーション的に好きなのは4面のビルを上っていくステージ。
本拠地に乗り込んでるという感じが出てて良い。
個人的難所はハシゴ、横に移動できるので
うっかり手ばなしてしまうこともしばしば。
ジャンプや攻撃ができないので、地上と同じような感覚で進むと
敵に当たったり、奈落に落ちたりしやすい。

また、面の最後にはボス戦が準備されている。
ボスの予備動作のドットがしっかり作られているので
行動が読みやすく、対処しやすいボスが多い。
大半、ジャンプすれば避けられるようになっているのに加え、
ボスにダメージを与えた後に発生するボスの無敵時間中は
ボスから攻撃を受けてもダメージを受けないので
タイミングよく攻撃すれば、避けないでも倒せるボスもいる。
ボスには通常時には、掴み技は効かないが
ひるんだ時には有効になるので、そのタイミングで掴み技を決めると
気持ちいい。
この通り、難易度的には親切でライトになっているが
ラスボスだけは少し手強めに、3面までのボスに慣れたプレイヤーの
裏をかく戦法で攻めてくる。
ジャンプするとむしろボスの攻撃が当たってしまうようになり
ボスの無敵時間中でも関係なく被弾する攻撃を持ち、
大技の直前はこちらの攻撃を受け付けないと
なかなかにラスボスらしい。
戦闘開始前のラスボスを見ているとすごく微笑ましくて和むが
やりごたえのあるボス戦だと思う。

プレイヤーの攻撃力が上がり、奈落に落ちてもミスにならない
難易度の「やさしい」や何回かミスが続くと無敵状態で
空も飛べるようになるアイテムが出現するなど
初心者でも楽しめる仕様にもなっている。

個人的に、工事現場や飛び跳ねる敵、バイクステージに
濃いボスたちを見ていて
某大工の○さんのプレイ感覚を
ちょっと思い出す。
もしかしたら少し意識して構成されているかもしれない。

オーソドックスなジャンプアクションに掴み技で敵を
投げ飛ばすアクションが楽しめる一作。
アクション初心者でも十分楽しめる
遊びやすい一作でもあると思う。


180531review3.jpg
3、 メイヘン ~ ハートのレシピ ~
(Pinklover 様 制作)


全エンド見るまで 1時間26分(アヤセ→カイリ→セナ→シキ→スオウ)
         +7分(ハロウィン)

メイヘンでの出来事の後のユニとパートナーの物語を描いた
短編恋愛SLG。

ゲーム構成として1キャラ3パートで、2択の選択肢が2回あって
両方とも正しいものを選ぶと、ED後に本作の後日談が追加され
ベストエンドになる。この後日談は
パートナーとの仲睦まじい色っぽいスチルのシーンもあれば、
本作の意味深な要素が回収されるものもあって多彩で面白い。

続編ものなので、前作の完全クリア後にプレイ推奨する。
前作の内容をふまえた上で展開される話も多く、
ところどころで前作のネタを細かい部分まで拾ってくれるので
こんな台詞あったなぁとかこういう描写もあったなぁと
前作の内容がユニとパートナーの間でしっかり思い出になっている
のが感慨深く、ここが続編ものの面白さだと思う。
また、パートナーでない恋愛対象もシナリオの途中で登場するので
ユニと付き合わなかった場合の彼らを見ることができ、
印象的なシーンも結構多い。

レシピとタイトルについているとおり、
薬の調合だったり、お菓子の作り方だったり
どこかしらにレシピ要素があるのも特徴。

※以下、各シナリオ感想 ネタバレあり 伏せてる部分はないが
白文字で書きます。

各ルートの感想を書くと
アヤセ編は、あの日常の延長線上にあるような雰囲気が特徴的。
卒業後も女友だち同士で交流あるのも延長線という印象。
このルートのユニは妊娠中なので、それゆえに
途中で登場するシキに物言えるのが面白いところ。
前作から通してユニとアヤセは基本的に対等なんだけど
ユニがここぞというときでアヤセの背中を押せるような関係性が良い。


カイリ編は前作で兄妹みたいな関係を卒業したかと思ったら
記憶喪失で妹を演じることになって関係性が逆戻りしてしまう
そういうシチュエーションが非常に秀逸で
ユニの距離の取り方や心理描写がもじもじする面白さ。
たまたま立ち寄ったセナがカイリに言ったことって
厳しいけど優しいよなぁと思い、カイリもセナのことを分かってて
これって男の良い友情だよなぁとも思う。
カイリは頼りになるお兄ちゃん的な優しい頼りになる面が強いんだけど
彼だってちゃんと男の欲望とか嫉妬とかそういう激しい部分を
持っているんですよ、恋愛になるとそういう面も見せるんですよ、
という前作からそういう路線なシナリオの印象がある。


セナ編はロマンチック、身分差から問題が発生するけど
終盤のユニは先生としても良家の妻としても強い印象。
ユニの頑張りもあるのだろうけど、セナは
(他ルートの行動も含めて)
ほかの人を成長させるタイプの男性だと思う。
剣術の先生として出てきたアヤセが
どう読んでもユニのことまだ好きなんだろうなぁと思わせる台詞が多くて
肩をちょっと借りたのは、届かない人と思いながらも
ほんのちょっとだけ甘えたのかなと思えるあたりかわいらしい。


シキ編は見知らぬ土地を進んでいく冒険感があるシナリオで
霧や作った薬に、飄々として掴めないシキも含め、全体的に
惑わされているような魅力がある。
シキも不意にぐいぐい攻めたり、ユニも攻めることになったりする。
シキはユニのこと、なんでもお見通しなんだけど
ユニはシキのことで分からないことが結構あって
そのあたりがユニの不安や、薬の効果の違いに
表現されているようにも思う。
後日談でユニの昔暮らしていた家にたどり着けるので
そこはしんみりするルートでもある。
シキのどこか掴めないのと不意に来るからドキッとするけど
今作はシキなら悪いようにはしないだろうなぁという
身を任せたくなる安心感もあって
そういうドキドキと安心感を楽しむのが本ルートで
前作と比べるとこの辺が穏やかに変わったんだろうなぁと思う。


スオウ編はかなりシリアス、
本編では表に出なかったルートだからこそ
裏に秘めている感情を表に引きずりだしてしまう
かなりの荒療治をするシナリオ。
穏やかなんだけど、冷徹にもなれるし
関わらせたくないから一度は強く止める、
ドキッとする人物でもあるし、シキ以上に読めないからこそ
本音が気になってくる。


ハロウィンは、死生と家族がテーマになると一番ものをいうのがシキ。
代償を後で払うものって今の自分には降りかからないから
それで叶うことがあるならやってみたい衝動に駆られるけども
その代償を期間で想像すれば、長かったんだなぁとしみじみ思う。

※ネタバレおわり

短めながらも、キャラごとに解決すべき問題やテーマがしっかりあって
シナリオ的に十分楽しめ、前作の世界観、キャラを
大事にして作られたのがよく伝わる一作。
テーマのある恋愛シナリオゲーが好きな人向けで
前作をプレイしてから遊ぶのがおススメ。
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