FC2ブログ

栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

18年2月末フリゲ感想レビューまとめ

2月ももう月末。ということでフリゲ感想まとめ記事!
今回は3作ともシナリオ重視の短編寄りのRPGになります。
(戦闘、レベリング要素少なめ。手軽に物語を楽しみたい人向けかも)
いつも通りのふりーむ等に投稿したものと同一内容になります。
また、タイトルをクリックすると、DL先に飛びます。

1、王道勇者とサブカル勇者 (まや 様 制作)
王道に生きるかそれとも違う道を選ぶか、
勇者らしい行動をとるとレベルが上がるシナリオ重視短編RPG。
レビュー本文へ。

2、にく・わすれ (moge-moge-kun 様 制作)
女騎士のために材料を集めよう!
演出が良く、肉料理が食べたくなる幸せ感に溢れた掌編RPG。
レビュー本文へ。

3、うたかたみっか。 (ましかく 様 制作)
薬屋の師匠と弟子の和やかな会話が楽しめる短編RPG。
レビュー本文へ。

文章だけじゃ味気ないかな、と思って
今回からスクショもつけました。
スクショについて何か問題あれば
作者の方から連絡あれば対応します。
では、本文に続きます。
1、王道勇者とサブカル勇者 (まや 様 制作)

review180201.jpg

クリア時間 1時間19分
      +1時間24分 (もう1つのED見つけるまで)

魔王を倒すべく旅に出たばかりの勇者に
やたらと強い謎の現代的な武器を扱うもう一人の勇者が
同行する短編RPG。

特徴的なシステムとして
本作は敵を倒してレベル上げできるだけではなく
勇者らしい行動をとるとレベルが上がっていく。
この勇者らしい行動というのは誰かを助けるというのに加え
棚からアイテムを勝手に持っていくのも含まれている。
あまりこの勇者らしい行動ができる箇所は多くないのだが
終盤、これが恐ろしい使い方をされるので、
シナリオのための演出的な面が強い。

本作はシナリオ重視ゲー、という言葉以上に、
とあるテーマ、シナリオを書きたいがために作った印象が強い。
行こうとしたカジノが摘発されるとか橋の落ちた先で紐を作り続ける人など
シュールで面白いネタはいくつかあれど、
住人は同じセリフ多めなのでじっくり探索するよりも
一通りマップを歩き回ったらメインイベントを進める方が楽しめる印象。
ただし、エンディング分岐だけ探索は少し必要になる。

戦闘面に関してはユウが序盤から最強クラスに強いので
苦戦する要素はほぼない。しかも攻撃はシナリオ的にも
全てユウに集中するようにできている。アサヒのレベル上げも
少し上げておけばあるイベントで楽、くらいで
積極的にしなくてもクリアできるようになっている。

難易度的には自力でもう1つのエンディングを見つける方が
難しいかもしれない。最初はシナリオ的に最小レベルである5を
キープしたまま魔王城にたどり着くだと思ったけれど
ある程度以下のレベルで(レベル27くらいでもいけた)
闘技場のイベントを発生させることだったようで
ヒントは一応、最後の街にあるのだけど
少しわかりにくいかもしれない。

そしてシナリオはなかなかにトリッキーなのが印象的で
合間に挿入されたユウの正体を探る四天魔の会話で
プレイヤーにこういう展開だろうなぁと予想させて
実は違うんだ!と違う展開を持ってくる。
あとは、タネが分かった状態でプレイすると
キャラのセリフがどういう意図なのかが読めて趣深い。

2つあるエンドのうち、個人的には
Aエンドの方がプレイヤーに訴えかけてくるテーマが強くて
プレイヤーも加担してるのもあって印象的だった。
Bエンドは反体制的な意味でパンクロックな展開で熱血。
(おそらく表題のサブカルも象徴している)
こっちは終わったというよりは始まった印象もある。

とにかくメインシナリオを純粋に楽しませ、考えさせるように
できていて、シナリオを味わいたい人向けであり
メタなものや王道に疑問を感じる人向けな一作。


2、にく・わすれ (moge-moge-kun 様 制作)

review180202.jpg


クリア時間 16分 (2ルート、追加イベント込み)

激務でストレスがたまっている女騎士のために
材料を集めて、肉料理を作る掌編RPG。
戦闘は2回のみで、細かいイベントを探して
会話を楽しむ要素が強いので
実質的にはADV寄りなゲームである。

ルートが一か所分岐するマルチルートなゲームで
ルートは最初の戦闘で何を作りたいかの選択肢で決まる。
さらに、一度クリアすると追加イベントの情報が手に入るので
追加イベントを見ながらもう一つのルートを見るという
自然とプレイヤーが2週プレイしたくなる構成になっている。

プレイ印象として掌編ながらも完成度が高い。
音の使い方が良い味を出していて
戦闘開始時の音でまず笑わされ、
肉のじゅーじゅー焼ける音が雰囲気が出ていて
美味しそうに食べるのにキラキラ効果音が鳴るのを
聞いていると、プレイヤーもお腹がすいてくる。
グラフィック面でも硬派なRTPグラが最初は使われているが
肉料理を食べ始めると柔らかい自作グラになる、と
シナリオに合わせた使い分けが上手い。

女騎士の仕事中(オン)と休憩(オフ)の二面性を
表現した一作という印象も強い。
最初は仕事が終わったばかりで
若干ピリピリしている(主人公には少しデレてるかも)のが
肉を食べたら、デレデレの
ふわふわの、とろける感じになっちゃうっていう
肉を食べてるときに幸福感ってすごいよね、本当幸せだよね、
というのを全力で表現している。
個人的には追加イベントで見られるようになるイラストの
脇が特に色っぽい。

RPG的な難易度として1戦目は
攻撃魔法を選べば勝てるくらい簡単。
追加イベントで出てくる2戦目は
1戦目のドロップアイテム次第な運要素もあるが
よく探索すると最強装備が手に入るので
回復さえしっかりすれば多分負けない。

食べているときの幸せな顔を見たい人向けな一作。
ただお菓子的な感覚で本作をつまむと
本格的にトンカツとか食べたくなるので
間違っても夜中にはプレイしないように注意。


3、うたかたみっか。 (ましかく 様 制作)

review180203.jpg


クリア時間 47分  (END1)
      +22分 (END2、証コンプリート)

妹の病気を治す薬を求めて森にやってきた兵士が
魔女とウワサされる薬屋さんに弟子入りして
材料を探す数日間を描いた短編RPG。

師匠と弟子の和やかな会話を楽しむのが本作のメインで
画面全体が淡い色彩で構成されていることや
「悪気はないが腹の立つ顔をしたリス」など
個性的な取り柄をもった敵と、ゆるい世界観になっている。
特に師匠が可愛らしく、呼び方によって
すねたり喜んだりと感情豊か。
各地に置いてある宝箱が彼女のへそくりだったり
フリフリの服を着て恥じらっていたり
非常に魅力的。

システム的にも師匠の家の中のアイテムを調べることが重要になっていて
様々なアイテムについて、師匠と弟子の反応を
見て楽しめるようになっている。
しかも、シナリオの進行に応じて会話内容が変化し、
キャラが掘り下げられることもあれば
後の伏線になっていたり
エンド分岐の重要なカギになっていたりすると
シナリオ的にも意味があって
オブジェクトを調べていて楽しいシステムになっている。

コミカルでゆるい雰囲気がメインであるが
師匠には少しシリアスな裏があって
それゆえにエンディングで、ある行動に出る。
きっと今までも繰り返してきたのだろうなぁと
切ない部分もある。

マップもコンパクト、レベル上げも簡単なので
比較的、難易度は簡単な方に入るが
だからといって、アイテムの準備や回復を怠ると
MPが尽きて、負けることがあるくらいのバランス。
特に「粘り強さが取り柄のスライム」は強敵で
仲間を呼ぶタイミングで全体攻撃スキルが使えないと
厳しい。師匠はHPがかなり低いが、やられそうになると
弟子がかばってくれるので
攻撃力が高い相手なら弟子だけを回復させるのもあり。

また、各エリアにごくまれにベリーシリーズという
レアモンスターが出現し、これを倒すとEND2の後に
ちょっとした後日談が見られる要素もある。
その中でも、妹の手紙が、後に何か一波乱起こりそうな予感がして
印象的だった。

全体的に和やかな一作。
ミステリアスな要素を出しながらも感情豊かな師匠が魅力的だったので
そういう可愛らしい女の子が好きで
ちょっとしたRPGやりたい人向け。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://jtrshiogawa.blog.fc2.com/tb.php/315-2f57e206
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)