栞代わりの制作メモ

・ツクールやMMF2などで作ったモノや できるまで

紅白RPG合戦3 感想集・3

紅白RPG合戦3の残りの感想集を
ここで書いておきたいと思います。
記録的な意味もこめて残しておきたいと思ったので。
今回、書くのは次の7作。

02 斬撃ストーム
05 FaustReDesign
22 7つの都市を巡る
27 NAMELESS DAYS
★33 ココロの心
38 WorldDestiny
39 魔界都市リヴァイア

02 斬撃ストーム  はーちゅ02 様作

プレイ時間 1時間55分。
ひとまず、5話クリアまでの感想。
全体的に戦記なので、最初のうちはダークに進んでいく。

とりあえず、システム面に関しては
デフォルトのものと違うシステムを採用しているものの
結果的には 面倒な仕様になっているような印象を受けた。
覚えるスキルを自由に選択できるシステムではあるものの
威力違い、属性違いのものが多く、自由であることのメリットが
あまりないように感じられた。
特にこのゲームの属性はマニュアルを読む限りでは
同じ属性でなければ、ダメージアップというだけなので、
属性が選べる旨みがないし、せっかく強いスキルを覚えても
消費MPが最大MPを遥かに上回る値で(例:最大MP100なのに消費300)
MPを上げなければ使えもしないスキルがあるので
ある程度、ステータスを上げる順番があり、
実は思ったより、自由度はないのかもしれないと感じた。

マップに関しては、移動速度が広さにあっていない。
ダッシュできないのもあって同じようなマップをひたすら歩き続ける
ゲームになってしまっている印象。プレイした範囲では
3話の洞窟と、4話の砂漠がやけに広い。
ところどころに会話イベントを点在させることで
多少は広い単調さを緩和しようとしている感はあるものの
メインストーリーを進めたいというタイプからすると
ちょっと会話イベントを見てみたら、会話がおもいのほか長くて
驚くことになる。そういう点をふまえるとどちらかといえば
キャラゲー要素が強く、じっくりと腰を据えてプレイするタイプの
ゲームという評することもできるだろう。細かい会話も楽しめる人向けと
いえよう。

4話のボスに関して、ややひっかかったので言及するが
3連戦になっていて、しかも最後の1戦が戦闘前に主人公たちに
大ダメージを与えてきて瀕死状態になるようになっている。
初手で全体回復ができないと、ほかの2人がすぐに倒され
次の敵の行動で、連続攻撃でなすすべもなく、倒されるという事態が起こった。
若干、初見殺しの要素があるのはまあいいとしても
もう一度、4話の長いボス会話を見ることになるのはどうかと思った。
ストーリー重視なので、多少長くなるのは分かるものの
ボスを強くするなら、負けた後の配慮ももう少し欲しいところ。

イベントに関しては、会話を中心に進めすぎて、あまり動きがない部分も
あるものの、シナリオ自体は戦記の暗いシリアスな雰囲気を取り入れながらも
あまり暗くなりすぎないようにコミカルなキャラを入れることで
ソフトに仕上がっている。戦記である以上、作中で死亡者も少なからず出るものの
深刻な話の流れにならないのは、このゲームの1つの魅力だろう。
ボカロキャラが出てきて雰囲気が変わる部分は多少なりともある。
オリジナルの多い中で二次創作キャラが出てきたから浮いているというよりも
ミクのゆるキャラの見た目で、中身がメタルギアのスネークくらいに
渋いキャラだから、見た目が浮いてしまっているように思えた。
ただ、あくまでも一キャラが浮いているだけで、
その部分を気にしなければ、比較的にシナリオは良いと思われる。

全体的にシナリオ重視ではあるものの、システムが足を引っ張っている印象を
受けた。シナリオ重視でやるのならば、プレイしやすいように整え、難易度は低めに
作る方が良いかと。シナリオ自体は戦記らしさは出ている。


05 FaustReDesign ペレス 様作

クリア時間 26分
ダークヒーローを主人公にしたシナリオ重視ゲー。

とりあえず、プレイはしやすい。
どこに行けば、イベントが発生するかとかが
きちんと表示されているし、
戦闘もテンポがよく、サクサク進む。
キャラクター、セリフ回しなども
違和感なく、ダークな雰囲気がよく出ていると思います。

ただ、このゲームはノベルに近い印象を受けた。
ゲームをしているというよりは
ページをめくっているような感覚。
ゲームらしい選択とか、自由度がほとんどないから
私はこんな印象を受けたのだろうか。
たしかに多くのRPGは一本道シナリオだが、
引き返すことはできる、装備を変えることができる、
敵と戦うためにダンジョン内をグルグル回ることができる。
この体験版ではそういったことはできなかったからかなぁ。
このゲームの戦闘はすべてイベント戦闘というのもあって
演出のためにやってるんじゃないかという部分が強い。

そういう意味では、役割を演じるという点での「RPG」とも
いえる。主人公を演じるタイプのシナリオ重視ゲーム。

22 7つの都市を巡る 紅 様作

クリア時間 38分
7つの都市を巡る観光スタンプラリーRPG。
メインとなる都市は7つ以外にも複数あり、完成したら
すべて都市を巡るといったやりこみができるようになる模様。

このゲームの最大の特徴は雰囲気の良さ。
マップ自体の作りがリアルなのはもちろん、
水場に近づけば、水音が聞こえてくる演出もあり、
酒場に入るたびに客が現れたり消えたりするなど
どこまでもリアルに徹した表現があり、
本当に旅をしている気分になれる。

ただ、ゲームシステムでいろいろと不便に感じる部分が多い。
あるスキルを2人で使うと、連携スキルが発生するのだが
説明もなく、ボスで偶然、発生して、ボスを瞬殺して唖然としたりとか
道が狭いのもあって、シンボルがときどき道を塞いだりとか
ルネを探しに行くとき、目的地が最寄の北の森ではなく、谷の南の森で
ちょっと迷うようになってたり。
谷の南の森、一応道はつながっているんですが、
1マスなので、注意深くセリフを読んでないと勘違いしそうな気がします。

戦闘バランスが悪いのも上のように感じる一因かもしれません。
最初のうちは敵は弱いのですが、スキルを使われると負けることがあったり、
あと、命中率がどうも90%くらいなのでちょっと外れやすいかも。
そして、戦闘後に得られる経験値が雀の涙くらいの値。
これだったら、シンボルで戦う利点が少ないような気がする。

シナリオに関しては、観光案内で終わらず、途中で登場したヒロインらしきキャラと
彼女を狙う謎の集団との戦いみたいになっていくかと。
主人公が何の目的で旅しているのか描かれておらず
外の世界に出ようみたいな感じなので
もうちょっと掘り下げて欲しいかな。
この体験版で分かる限りだと、女性にきついこと言われて
「クセになりそう」とか言ってる姿しか浮かばないので。
ちょっとレディファーストめなシナリオという印象。

RPGとして見ると、戦闘システムが足を引っ張っている感があります。
プレイヤーにとって分かりにくい部分もいくつかありますが
臨場感のあるファンタジー世界への旅ができるゲームになると
期待できるものでもあります。


27 NAMELESS DAYS ハリー 様作

プレイ時間 2時間15分
東の国の氷の湖のようなところで進行不能になりました。
このゲームで詰むのは2回目で、かつ、けっこうレベル上げに
時間をかけた後だったので そこで終了とさせていただきました。

全体的な印象はテイルズ風演出のターン性サイドバトルRPG。
通常攻撃を選択すると、2つ3つのスキルを連続で発動させて攻撃する。
たしかにあのシリーズはこんな感じのコンボで
敵を攻撃できるゲームだったなぁと。
ただ全体的に敵が固い。通常攻撃のコンボをすべて命中させて
ようやく、ザコの敵のHPが半分くらいに減る。
しかも、そのザコ敵が序盤に5体くらいが普通に出てくる。
その頃、味方2人なので、戦闘が終わるまでけっこう時間がかかってしまう。
コルーナ渓谷ではボスが比較的強く、レベル上げに先述した戦闘を
30分ほど、繰り返しました。そのくらい、戦闘をしていると
最初は「おお、すごい」と思ってたコンボ攻撃も同じものばかりが発動するので
見飽きてくる。ザコ敵の経験値自体は多かったのが救い。
中盤以降は強力な全体攻撃が充実してくるのでテンポは良くなる。

鍵を使用することで街にワープできるのは非常に便利なシステムだと思うが
これの影響でこのゲーム詰むことが多い。
1回目はカジノの地下ダンジョンに入ったとき。
このときに使用して、カジノの入り口のトラップが作動しなくなって
ダンジョンに入れなくなる。
2回目は氷の湖のダンジョンにて
ぴょんぴょんと足場を飛び越えて進んでいく箇所がある。
1ヶ所、スイッチによって足場の配置を変えることで
進めるようになる場所があるが
この先に進んだ後で、鍵を使って、ダンジョンを脱出して戻ってくると
スイッチを作動させても、足場が出現せず、先に進むことができなくなってしまう。
それとダンジョン内の回復ポイントが1つもないのもあって
ザコの強さもあって 鍵を使用して戻りたくなる。
あと、シナリオ的にも相性が悪いような印象も受けた。
カジノから脱出する際も、地下水路通るんじゃなくて
鍵を使えばいいんじゃないかなぁとプレイヤーは疑問に思うかと。

バルバドスモチーフのボスがいたり、コンボ攻撃は
テイルズっぽい派手さはたしかによく出ているとは思う。
その一方で、RPGとしてはちょっと粗が多い印象。


★33 ココロの心 雨宮 様作

人の心の中に入って、消えた記憶を探すシナリオ重視RPG。
色彩効果によって、不思議な心の中の世界の雰囲気が
よく表現されているのも特徴か。

このゲームのザコ戦は少々、とっつきにくい。
このゲームには孤独、嫌悪といった
4すくみの属性が存在している。
説明文を読めば、強弱関係がすぐ分かるのは
いいのだが、一方で通常攻撃を選択するたびに
どの属性で攻撃するかを選択することになり、
ここでプレイヤーによっては考える時間が入ってしまう。
このあたりが少々、慣れていないとテンポが悪い感じがする。
ただ、ザコ戦は弱点さえつけば、一撃のことが多く、
戦闘バランスそのものが悪いわけではない。

マップの構造がちょっと複雑。
道を外れたところに目的地があることが2度あり、
少し迷った。それとラスボス直前の森が出口が
どこか分かりにくく、ここでも少し迷ったことがある。
ただ、マップそのものは見栄えよく作られている。

シナリオのテーマは 現実逃避かな。
記憶の中の人間のさらに記憶の中といった複雑な構造が
出てくるものの、テーマ自体は非常に分かりやすい。
最初にプレイしたときと、最後までプレイしたときとで
プレイヤーにとって、主人公が誰かというのが変わっている
という点もなかなか面白い。
先述したシステムやマップもシステム的にはマイナスだが
このゲームの雰囲気を出すのに一役買っているのもポイント。

それとボスごとに攻略が分かれるゲームでどのボスも個性的。
ボスの特性をある程度理解しないと難度は高めだが
運に依存せず、考えてスキルを使用すれば勝てる戦闘になっている。
こういったボスのバランスはけっこう好きなバランス。

シナリオの深さ、ボスの区別化、舞台となる心の世界の独特の雰囲気。
この3点が非常に魅力的なRPGだと思います。
シナリオ重視ゲーで多少ボス強いのが好きという人は
かなり楽しめると思いました。


38 WorldDestiny  the89 様作

クリア時間 10時間43分 (今年+去年のプレイ時間)
去年、プレイしているので、
同梱されているセーブデータからはじめてます。
今年単体では6時間40分になります。

シナリオをメインにすえたゲームであることは間違いないので
まず、シナリオについて
比較的、王道といえる作品だけど、
随所随所、伏線が存在する。
前半ではなんともないことが後半で重要になってくることがしばしば。
薬草とか、バッジとか。
多くのシナリオが後半に向けて準備されているものなんだけど
そのための中盤の街を巡っていくイベントが
ラルクが各町で1人ずつ人助けをしようというこだわりで動いているだけ
なので、やや理由が弱い。
また、この主人公は超人あるいは聖人すぎる。
彼自身はこの物語を通して何か成長した部分が感じられなく
どんな罠にかかっても即座に解決し、彼の決断はいつだって正しい。
敵サイドにも事情があるのだけど、それに関して特に悩むことはなく
自分の力不足は悩む。このあたりがちょっとシナリオ重視にしては
薄いかなぁと。

会話イベントについて、キャラの一言、一言がウィンドゥ一杯に表示されて
読むのが大変なのもあるが、専門用語と説明的セリフが多く、
読んでいるうちに少し、頭がこんがらがってくるかも。

終盤は前半、中盤の伏線もあって、かなり盛り上がってくる。
意外な人物と戦ったり、ガディアのスパイが誰か分かったり
(特に出番もなく、早い段階で消えた人物が1人いたのでなんとなく
そんな気はしていたが)
ガディア本部でパーティ全員そろって、ルティアに話しかける
あのシーンが非常に印象的。

システム的な面で話をすると
スキルの種類も多く、強力なスキルもあるので
けっこう戦略の幅が広い。
主人公の「オーラシールド」で敵の激しい攻撃を2回防げるので
その点では難易度はそこまで高くない。
ただ、一方でこのゲーム、8人から
好きなメンバーで戦えるのだが
おそらく、物理キャラが不遇。
その理由となった要因は主に2つ。
・物理反撃をつかってくるザコ、ボスが多い。
魔法反射を使う敵も少なからずいるが、ボスだとワルデラ陣営であり、
最終章の最初で戦って以降は、そういうキャラもいなくなる。
・ウェポンカースを使う敵が多い。
特に後半のボスだと、当たり前のように唱えてくる。
魔力だけを下げるスキルはプレイした限りでは敵が唱えるのを見たことがない。

よく使ったメンバーはルティア、ゼノン、エディ。
ステートを全体にかけてくるボスが後半は当然のように出てくるのと
ステートを防止する装備が手に入りにくいこともあり、
ルティアの全体にステート予防をかけるスキルが欠かせない状態に
なってくる。
ゼノンはスキル全般がかなり優秀。魔力を2段階上げるスキルに
能力を全て下げるスキル、そして、無属性で相手を選ばない
「メテオシャワー」。ボス相手でも強力なのに加え、
ガディア本部では、最後まで離脱することがなく
「デス」で運がよければ、ザコ敵を殲滅できる。
エディは高い素早さを活かして、ザコ敵から逃げる要員。
偶然であるが、このメンバーだと2カップルである。

シナリオ的にはきれいすぎる感もあるが
キャラ的にはどのキャラもけっこういい味を出している。
ゼノンが参入したあたりも個人的には好きなシーンだったりする。
というかゼノン、エディのカップリングが
単に気にいっているだけかもしれないが。

王道のキャラゲーが好きな人向け。

余談
ミングレットさんが「クックックッ・・・」って笑うたびに
この人はスパイじゃなくて、ラスボスになるんじゃないかとか
ここから某邦子のように超展開に突入するんじゃないかと
どうでもいいところでテンションが上がってた自分。


39 魔界都市リヴァイア 崩月紅蓮 様作

クリア時間 4時間28分
4章の途中まででこの体験版は終わってしまうものの
主人公の正体が判明したところで終わるので
ちょうど、区切り良く終わる印象。

基本はギャグテイストで進んでいくRPGながら
ときおり、シリアスなシーンもあり、
そのあたりの緩急が特徴的でもある。
どことなく、キャラや世界観がディスガイアっぽい気もする。

戦闘バランスはザコ戦においては良いと思うが
ボスに関しては、やや厳しい印象。
特に3章ボスは3回くらい負けた記憶が。
敵の火力が高いので、それを利用してデミコのオーバードライブを
ため、パワーモードになって、
タイミングを見計らってゴリ押すというのが基本かな。
そうするとだいたい敵のHPの1/4が減っていることが多い。
その一方で味方の火力は全体的に低め。
パワーモードが使えないときはHPゲージが減らない印象を受けた。

このゲームやっていて一番不便に思ったのはセーブポイント以外では
セーブできるのが城下町のみという仕様。
ダンジョンがセーブできないのは良いとして、
街でセーブできないのも地味に辛い。
少なくともフィールドではセーブができて欲しかった。
いちいち、城下町に戻ってセーブを繰り返すことになり
この作業がかなり面倒に思われた。

また、城下町もかなり広くて、最初はどこに何があるのか
戸惑うし、城下町に入るときにどこから入るか選択肢が出るのだが
一番利用する宿が選択肢の2番目に来ているのは
ユーザー視点で考えると、やや不便。

マップはところどころ、ジャンプできる部分があるなど
細かい小ネタがしこまれていたり
ボスが途中で特性が変化するなど、
全体的に単調にならないように工夫が凝らされているゲームでもあると
思った。
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