フェスは作品数が本当に多いので
とりあえず目に入ったRPG36作をDLして
5分ずつくらいやって、プレイしやすかったのと個人的に
面白そうだなと思ったのをやっています。
今回はクリアした作品4作です。
①アクイ ト アイ 作者 木星ペンギン様
②太陽のチルドレン(体験版) 作者 ぼる様
③Savior's Tale -Promise of Meeting Again-
作者 Strayひろま様
④いと深き大地の底 作者 ろん様
あと、今回は動画も貼ります。
①アクイ ト アイ 作者 木星ペンギン 様
ツクールVXAce製 クリア時間 3時間42分 (ボスに負けた時間含め5時間42分)
動画を見る限りだと スピーディな戦闘システムに見えるが
実際やってみると 敵の情報を考えて戦うシステム。
複雑そうだけど、カードバトルゲームとかシミュレーションゲームみたいに
一人一人の動きを決めてターン終了→敵ターンというバトルシステム。
6層のザコがチュートリアルも兼ねてて、時間がかかるのと
3層のザコが強力な攻撃で、一歩間違うと全滅するのでザコ戦は強め。
ゆえにテキトーに十字キー入力して戦うと苦戦することが多く
この作品の売りはスピードではなくて
じっくりと考えて戦う戦略性の高さだと思う。
スキルを使う順番でスキルが変化する連係があり、
サンダー→サンダーで 2回目のサンダーが強化される。
今回は味方キャラの行動順を完全に操作できるので
弱いキャラでサンダーを1度唱え、強いキャラでサンダーⅡを発動させる
なんてこともできる。
キャラも魅力的で個人的にはセイギが好きだったな。
その前に仲間になったキャラが敵になったから、彼もかなと思ったら
道は譲ってくれる、次の階はピンチでもないのに専用BGMでカッコよく現れる。
なかなかいい味出してたと思う。
気になった点は2点。1つは第7階層、アイテムを拾わないと先に進めないのだけど
そのアイテムがある場所がちょっと分かりにくい。
もう1つは離脱した仲間の装備が外れないこと。ラスボスでサンダー使えるキャラが
一人になってちょっと困った。
ラスボスとその1つ前がかなり強く、その2体の攻略に2時間かかってたりします。
ラスボスは空飛んでるから使える戦法が限られる。
(弓を装備しないと物理攻撃とステートが使えない)
普通の方法では倒せないのも印象的。
その1つ前はかなり強いが4人で戦略も練りやすかった。
②太陽のチルドレン 体験版 作者 ぼる様
WOLFRPGエディター製 クリア時間 2時間53分
戦闘のテンポがすごく良い作品。
ウディタの仕様かもしれないが、ボタン押しっぱなしで
どんどん攻撃してくれる。
しかも最後のコマンドを記憶してくれる。
この作品はキャラゲーではなく、どちらかというと
世界観を描いている作品。だから、あんまりキャラが
どういう人かという点は掘り下げられない。
緑人と地上人の話がメインかな。
イベントは全体的にあっさり風味なんだけど
それゆえにサクサク進む。
イベントはそういう意味でテンポが良い。
気になる点として1つ。クコの実を集めるイベントがあるんだけど
このイベント、複数個集めると言わずに
8個集めると言ったほうがいいと思った。
というのも6個集めて持って行ったときに
1個じゃダメで複数個もって来いと言われて
6個でもダメならじゃあ、何個持っていけばいいんだ?と
プレイヤーとして思ったわけで。
テンポが良いのでどんどん進めた作品です。
③Savior's Tale -Promise of Meeting Again- 作者 Strayひろま様
WOLFRPGエディター製 クリア時間 約25分 (裏モード含め 約40分)
この作品、短編として完成度が高い。
盗賊団を倒すというシンプルな作品なんだけど
30分で終わるお手軽RPGとしてまとまっている。
戦闘のチュートリアルもあって丁寧。
システムは軌跡風戦闘で
ディレイと設置型魔法がこのシステムならではの特徴かな。
ディレイは敵の順番を遅らせる。
設置型魔法は魔法が発動するターンというのを
別にセットするというもの。ポケでいう"みらいよち"みたいなもので
そのターンが来るとダメージが入ったり、回復したりする。
設置型魔法は斬新だったと思う。
必殺技にはカットインも入るから
見た目も面白い戦闘に仕上がっている。
盗賊団のボスに関しては
ちょっとひねられており、展開としても熱かった。
あとは裏モード。1回クリアすると出てくるが
ちょっと話が(ふざけた方向に)変わっている。
メタネタはあんまり好きではないのだけど
こういう形で出してくれるのは良いなぁ。
舞台裏を見ているって感じがしてね。
もうちょっとボリュームがあっても良かったと。
言い換えるなら、おかわりしたくなる完成度の作品。
④いと深き大地の底 作者 ろん様
ツクールVXAceLiteニコニコエディション製 クリア時間 2時間8分
ソプラのキャラ+顔グラ+BGMがぴったりマッチしている作品。
RTPのキャラだけど、この顔グラはのんびりとした
このキャラにすごく合っているし、
戦闘BGMも最初はどこかのどかな感じが出ている。
ソプラの目でこの世界を見たら、こんな感じなんだろうなぁ。
反面、シナリオはクローン絡み。SFチックでシリアスな部類なはずだけど
どこかキャラがコミカルな感じがする。倒した敵も
おしおきレベルで片づいているし。
システムは↑↓キーだけで進む一本道ダンジョン。
3Dダンジョンとして表示されるのが新鮮。
敵とエンカウントするだけでなく、アイテムを拾ったり
会話イベントが始まったりと 適度に刺激がある。
戦闘は後半になるほどきつくはなるけど
理不尽に動けなくなるとかはなかった。
異常対策アイテムも手に入れやすい。
ボスも強めだけどレベルの目安も教えてくれるし
強力な攻撃の前にはターン始めにエフェクトがかかるので
分かりやすい。
後半になるとイベントでいろんなシーンが登場する。
ニコエディはマップ数に上限があるんだけど
その制限の中でイベントシーンにマップたくさん使えるのは
すごいと思った。拠点、ダンジョンがシンプルゆえに
イベントに力を入っているのかもしれない。
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